先日、松阪市議会会派・真政クラブは東京日本橋の三井記念美術館にて三井家同族会の方々との会合を開き、松阪市との今後の連携について意見交換を行いました。
三井家の方々は、三井家発祥の地、松阪との関係が限りなく希薄な状態になっていることに対し嘆息されていました。
三井家の方々がこれ程までに憂慮されていたとはと、その予想外のお気持ちに接し、松阪市政を預かる者として大変申し訳ない気持ちで一杯になりました。
これまで自分たちのまちが歴史のある町だと声高に主張する際、何気なく「三井高利」の名を出していましたが、それは単に自分に都合の良いように使っていただけであって、独り善がりであったことに気付き、愕然とし、今、自戒を込めて深く反省するところです。
市議会が、市行政が、そして市民が一つになれば、三井家として協力は惜しまないと仰っていただきました。
このことは、三井家所有の土地の有効利用などを通して、町の発展、観光の振興などの面から松阪市にとって大きな転換期を迎えることになるかもしれません。
これからあらためて三井家との関係を一から築き上げ、固い絆を結んでいければと思います。
松阪という歴史ある町の発展のためにも。