2013年12月14日土曜日

市議会議員は全国民から負託されている!?

 やはり市民参加条例なるものは歪(いびつ)な姿をしたものでした。

 12月12日に開催された松阪市議会総務生活委員会での議論は、結局のところ、提案者の夢想を聞かされるだけのもので、議論の噛み合うところは一つもありませんでした。

 何しろ中身は、市議会(ならびに行政)は、松阪市民のみならず、全国民に対してもあまねく公平に情報を提供し、発言機会を設け、そこから出された意見を尊重しなければならないという条例(つまり松阪市のルール)なのですから。

 いつから市議会議員は全国民から負託を受ける立場になったのでしょうか。いつから全国民に対してすべての責任を負う立場になったのでしょうか。

 「理念条例だからこれで良いのだ」とも言っていました。今、私はこれを「詭弁条例」と命名しておきます。

 「市民参加」の「市民」とは誰のことを指すのか、よくよく注意して取り扱わなければなりません。

 気が付けばかけがえのない私たちのまち松阪がいつの間にか取り返しのつかない事態に陥ってしまっていた・・・なんてことが現実に起こらないためにも。

0 件のコメント:

コメントを投稿

松阪と日本のために明るいコメントありがとうございます。!^^!