2014年5月18日日曜日

当事者を思うことの難しさ~ドキュメンタリー番組『園長がハンターになった』を視聴して~

   北海道で爆発的に数が増えているエゾシカ。悩みぬいた末に動物園の園長自らハンターとなり、撃つ。

   これは先日NHKで放送されたドキュメンタリー番組の内容ですが、私はこの衝撃的な映像に暫し言葉が出ませんでした。

   動物を駆除するのは可哀想だ、増えてしまったシカを殺すのは人間のエゴだ・・・

   そのような批判を受ける一方で、森林や農作物への被害、多発する交通事故、破壊される生態系など、重大な問題に直面している現実。

   番組中のインタビューで発した園長の言葉は私の胸にぐさりと突き刺さりました。
「賛成する人も、反対する人も無責任です。」

   部外者として言うことはとても簡単なこと。しかし、その言葉にどこまで責任を持てるのか。

   大いに考えさせられました。

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